去る10月25日に行われた中高生のためのスマートフォンアプリ開発のコンテスト「アプリ甲子園2015」の決勝大会で、小学校6年生の中馬慎之祐くん(12)が優勝した。しかも中馬君は、経済産業省が後援する22歳以下を対象としたプログラミングコンテスト「U-22プログラミングコンテスト2015」においても、経済産業大臣賞を受賞しており、今回の優勝とあわせて、国内の大きな大会で二冠を達成したことになる。
中馬君が「アプリ甲子園2015」で開発した作品は、外食時に、食べたいメニューに自分のアレルゲンが含まれているかを確認することができるiPhoneアプリ『allergy』。世界中の多くの食物アレルギーを持つ人々に貢献できる点と、視認性に優れたデザイン、実装力などの技術点が評価され、優勝に輝いたそうだ。
中馬君は幼少期よりLEGOやロボットに興味を持ち、小学2年生の頃からプログラミングの勉強を始め、2014年にはサイバーエージェントが提供する小学生向けのプログラミング学習のための奨学金制度『サイバーエージェント キッズプログラマー奨学金』の第一期奨学生に採用され、「CA Tech Kids」が運営するプログラミングスクール「Tech Kids School」で約2年間プログラミングを学習し、現在は「Life is Tech!」が運営する中高生向けプログラミングスクール「Life is Tech! School」で、中高生と一緒にプログラミングを学習しているそうだ。
中馬君がプログラムを学んだスクールを運営する「Life is Tech!」と「CA Tech Kids」の2社は、引き続き連携して、子どもの創造力を伸ばすためのプログラミング教育の充実を目指していくとコメントしている。中馬君に続く、創造力にあふれた優秀なプログラマーの誕生が楽しみだ。
「Life is Tech!」公式ウェブサイト https://life-is-tech.com
「CA Tech Kids」公式ウェブサイト http://techkidscamp.jp/