King社の『キャンディークラッシュゼリー』(以下、『キャンディーゼリー』と省略)は、関ジャニ∞がテレビCMで言っている通り、元祖『キャンディークラッシュ(キャンクラ)』とも『キャンディークラッシュソーダ(キャンソーダ)』とも違う新しいキャンディゲームだ。何が違うのか? それは以下の3点だ。
(1)キャンディーを消すだけでなく、画面上を「ゼリー」で塗りつぶさなくてはならない
(2)氷の下を動き回る、みの虫のような新キャラ「パッフィー」が登場する
(3)コンピューターが操作する敵キャラとの対戦モードがある
今回から3回にわたって、これら3つの違いについて、ひとつずつ攻略法を検証していくことにする。まず最初は『キャンディーゼリー』のタイトルにもなっている「ゼリー」の攻略法から紹介しよう。
【ゼリーの上でキャンディーをマッチさせよう!】
『キャンディーゼリー』の基本となるゼリーは、『キャンディーソーダ』に「ジャム」という名称ですでに登場しているので、知っている人もいると思うが、ゼリーはゲームクリアを困難にする厄介な存在。なので、ルールと攻略法をしっかりマスターするところから始めよう。
(1)ゼリーの広げ方の基本
ゼリーを広げるには、ゼリーの上(紫色になっている部分)にあるキャンディーをマッチさせなくてはならない。ゼリーの上にあるキャンディーをマッチさせると、マッチした部分にゼリーが広がり、ボードが紫色に塗りつぶされる。
たとえば、下のような状態の時、(a)の消し方をするとゼリーが広がるが、(b)の消し方をすると、ストライプキャンディーはできるものの、ゼリーが広がらず、1手無駄になってしまう。
<消し方(a)> ゼリーの上でキャンディーを揃えると、○の部分にゼリーが広がる。
<消し方(b)> ゼリーの外でキャンディーを揃えると、ゼリーが広がらない。
このようにキャンディーをマッチさせる位置によってはゼリーが広がらず、無駄な1手が生じてしまうところが、ゼリーの厄介なところだ。
では、ゼリーを広げるにはどうすればいいか。それは「ゼリーの上でキャンディーをマッチさせること」だ。下の図で、ゼリーを広げるマッチングのパターンをいくつか紹介しよう。
ゼリーの上でキャンディーをマッチさせるパターン<1>
ゼリーの上でキャンディーをマッチさせるパターン<2>
ゼリーの上でキャンディーをマッチさせるパターン<3>
ここで紹介したパターンはほんの一例に過ぎない。とにかく、ゼリーの上にあるキャンディーゼリーをマッチさせること。これが『キャンディーゼリー』攻略の基本中の基本だ。
キャンディーとゼリーの配置によっては、下の写真のようにゼリーを広げられない場合もあるが、基本的にはゼリーを広げるようにマッチさせることを心がけよう。
(2)スペシャルキャンディーで一気にゼリーを広げる
『キャンディーゼリー』には、他の『キャンクラ』シリーズ同様、いちどに大量のキャンディーをクラッシュさせることができる「スペシャルキャンディー」が登場する。
<スペシャルキャンディーリスト>
名称 | 効果 | |
キャンディー フィッシュ |
邪魔なキャンディーを食べてくれる(1匹につき1個) | |
ストライプ キャンディー (縦) |
同じ列のキャンディーを全て消す(縦方向) | |
ストライプ キャンディー (横) |
同じ列のキャンディーを全て消す(横方向) | |
ラッピング キャンディー |
周囲にあるキャンディーや障害物(ブロッカー)を消す | |
カラーボム | カラーボムにマッチさせたキャンディーと同色のキャンディーをすべて消す | |
カラー キャンディー |
カラーキャンディーにマッチさせたキャンディーと同色のキャンディーが、すべてカラーキャンディーと同じ色に変色する。カラーキャンディーと同じ色のキャンディーをマッチさせた場合は、その色以外で、マップ上にある最も多い色のキャンディーが、すべてカラーキャンディーと同じ色に変色する。 |
『キャンディーゼリー』でスペシャルキャンディーを使うと、大量のキャンディーをクラッシュできるだけでなく、スペシャルキャンディーの効果範囲を一気にゼリーで塗りつぶせる可能性がある。
たとえば、下のような状態で、ゼリーの上にある緑色の「カラーキャンディー」と緑色のキャンディーをマッチさせると、マップ上で最も数が多い黄色のキャンディーがすべて緑色に変色し、一気に連鎖クラッシュを起こし、マップ上が一気にゼリーで塗りつぶされる。スペシャルキャンディーをうまく使えば、こんなに威力があるのだ。
各スペシャルキャンディーの効果について図解で紹介しておこう。なお、ここで紹介するのは基本的な効果でしかない。この効果が起こった後、連鎖クラッシュが発生して、ゼリーがさらに広がることが期待できる。
<キャンディーフィッシュ>
フィッシュがユラユラ飛んで、どこか1マスにゼリーが広がる。
<ストライプキャンディー(1)>
ストライプキャンディーがゼリーの上にある時にマッチさせると、縦もしくは横一列にゼリーが広がる。
<ストライプキャンディー(2)>
ストライプキャンディーがゼリーの上になくても、効果範囲がゼリーの上を通過した先はゼリーになる。
<ラッピングキャンディー>
ゼリー上で爆発したら、周囲をゼリーにした後、落下して再度爆発する。
落下した先がゼリーの上なら、さらにその周囲もゼリーになる。
<カラーボム>
カラーボムにマッチさせた色のキャンディー(この場合は青)が全てクラッシュし、マス目がゼリーになる。
<カラーキャンディー>
カラーキャンディーにマッチさせた色のキャンディー(この場合は青)が、
すべてカラーキャンディーと同じ色(この場合は赤)に変色する。
スペシャルキャンディーをうまく使えるかどうかは『キャンディーゼリー』攻略の重要ポイントなので、しっかり頭に叩き込んでおこう。
(3)スペシャルキャンディーを2つ組み合わせて、さらに広げる
さらに、スペシャルキャンディーを2個組み合わせて使えば、スペシャルキャンディー1個よりも広い範囲を一気に塗りつぶすことができる。その一例として、ストライプキャンディーとラッピングキャンディーを組み合わせた時の効果を下図で紹介しよう(これ以外の組み合わせの効果については、近日紹介予定)。
<ストライプキャンディー+ラッピングキャンディー>
マッチさせた位置を中心にして、縦3列、横3列のキャンディーがクラッシュするとともにゼリーとなる。
このようにスペシャルキャンディー単独、または組み合わせて使えば、1手でたくさんのマスをゼリーで塗りつぶすことができる。限られた手数でステージをクリアするには、スペシャルキャンディーを積極的に使うことが重要な攻略ポイントだ。
(4)スペシャルキャンディーも使う位置に注意
ただし、効果抜群のスペシャルキャンディーも、使う位置によっては無駄遣いになってしまうことがある。たとえば下の位置でストライプキャンディーを使っても、ゼリーは1つも広がらない。
普通のキャンディー同様、スペシャルキャンディーも、「ゼリーの上でマッチさせる」ことが肝心だ。そうしないと、せっかくのスペシャルキャンディーが無駄になってしまうので気をつけよう。
以上、ゼリーを広げる仕組みと攻略の基本がわかってもらえただろうか。『キャンディーゼリー』特有のシステムを理解していないと、先のステージに進むことができないだけでなく、敵キャラとして立ちはだかる「クイーン」との対戦プレイに勝つことができないので、しっかりマスターしよう。
『キャンディークラッシュゼリー』 |